フェイクギャラリー




例えば、君の思い出を 額に入れて飾ったって

どうせいつか見飽きるんでしょう そんなことを繰り返してる



「嫌いなところを全て無くせば 僕を今より愛してくれるかい?」

それじゃまるで別の人みたいで 興味すら無くなっちゃうかも



いつだって君のことだけを 想い続けられたらいいんだけど

少しの意地とプライドが 邪魔をするのよ


そうやって口に出せなくて わざと冷たくしてみた時の

君の寂しげな横顔が 少し愛しく思えた







大脳三丁目 海馬通りの 寂れた路地のずっと奥に

見せかけだけの贋作(おもいで)を 取り扱う画廊があるの



「世にも素晴らしき嘘の世界へ ようこそお嬢さん」とピエロが笑う

「作り笑顔 守れない約束 良い品をお持ちのようで」




言わないで これは違うのよ 確かに不器用でいびつだけど

決して彼以外に見せない ホントの嘘(フェイク)なの



目が覚めて枕元を見ると 彼からの着信 24件

「渡したい物があるから ちょっと出てきてよ」


そう言って彼がくれたのは 真っ白な等身大のクマさん

困らせたくて意地悪で言っただけなのに バカみたい!(ありがとう)

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

【歌詞】フェイクギャラリー【オリジナル】

閲覧数:160

投稿日:2012/12/01 12:08:37

文字数:526文字

カテゴリ:歌詞

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