大きな大きな
人生の転機に
立ち向かう強さが
もう少しあるならば
どれだけ
自信を持って
毎日を過ごせるだろう


意気地なしな僕は
ほらまた下を向いて
歩いている

勇気を出してと
言われても
そんな簡単には
出せないよ

そんな風に
努力もしない
自分が大嫌いだった


何言われたって
深く気にせず
プライドなんて
持ってない

男らしくもなくて
頼りにもならない

そんな自分に
君は笑顔で


大きな大きな
人生の転機に
立ち向かう強さが
もう少しあるならば
どれだけ
自信を持って
毎日を過ごせるだろう


子どもっぽい僕は
ほらまたうつむいて
泣いている

頑張ってと
励まされても
そんな簡単には
立ち直れないよ


そんな風に
努力もしない
自分が大嫌いだった

何言われたって
深く気にせず
プライドなんて
持ってない

君一人十分に
守ってやれない

それでも君は
そっと手を出して


大切な大切な
人生の転機に
正面から向き合う
力がなくても
とにかく
胸はって
君と生きていこう


大切な大切な
君の人生に
僕のような人間が
してあげられることは
少ないけれど
こんな僕でよかったら
これからもずっと
よろしくね


始まりの合図の
鐘が鳴る
そっとその手を
引き寄せて
キラキラと輝く
リングに
僕からの
誓いのキスを