青信号に吸い込まれる君は
僕に「またね」と言った
いつかまた会えるだろうか


無理やり背を向け立ち去る僕に
君は何も言わなかった
「またね」も許さなかった僕たちは

もう会わないんだろうか?
会えたらそれは何の悪戯だ?

君のいない世界など僕は知らない
君が前を歩く背を僕は知らなかった

「あの頃に戻れたら」なんてベタなこと言って
泣き叫ぶ僕を君は笑うかい?
馬鹿な奴だと憐れむかい?
「バカだな」って僕を笑ってくれよ
ずっと立ち止まったまま泣き叫ぶ僕を


君のいた記憶はとても暖かい
君のいた記憶が僕を凍らせる


ああ 2人とも弱虫だった
だったらもうずっと中途半端でいればよかったのに


“一緒に死ねる愛”なんて愛じゃないと知っていた
共に生きる愛を君にあげたい
受け入れないと思うけど
だったらもう君と死んでしまいたい
君の本当の幸せを願わないのなら

それでも僕は君の幸せを願おう
もう戻らぬ君の幸せをそっと願わせて


いつの日かまたもう一度会えたら
僕は今度こそ言おう
大好きな君に
「大好きだった」と

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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  • オリジナルライセンス

Grey area Serenade

ねえ、区切りをつけた先の僕の世界は、白だろうか、黒だろうか。
いつか君に、「大好きだったよ」と言わせて欲しい。

構成はfrom Y to Yと同じようになるように作りました

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投稿日:2022/02/03 12:25:18

文字数:462文字

カテゴリ:歌詞

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