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―――あ、見つけた




いつもこの駅のこのホームにいるあの男子高校生。


毎日帰りの電車に乗るときに見るうちに、いつの間にか゛恋゛というものをしてしまったらしい私。




名前も、高校も、年齢も、何も知らない。




―――せめて名前、知りたいな…




ただ眺めて、そのまま電車に乗ってしまう毎日。




ため息を付いていると、電車が着てしまった。




―――今日も、駄目か…




諦めて電車に乗ろうとすると、誰かに腕を掴まれた。


「 え? 」



振り向くと、私が゛恋゛をしたひとが息を切らせて立っていた。





「――あの、俺… 」





その後ふたりの頬は赤く染まった。





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恋は突然

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◆はじめまして投稿です///(照り

◆とても衝動的に書きました。なんかこんなシーンを見たことあるようなないような。



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閲覧数:59

投稿日:2011/07/23 18:57:58

文字数:321文字

カテゴリ:小説

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