並んで飛び越す
オニヤンマの影を追う
高架線の背後に太陽
私が探す 毎日のように
あるがまま澄み渡る雨と
掛け漕ぐ自転車
飛ぶ意識の影を這う
組みあがったタイルの街並み
私は探す 毎回ここで
がらくたに酔いしれる場所を
掌の血が止まらなくてもいいよ
見上げる高架から波音みたいに
打ち寄せる陽の雨
響きあった傷が見える
走れるなら逃げ込むだけ遠く
意味も無い陥落に
現在の実際は耄碌したメチエ
留まる時振り返るな意地を
意味も無い口実に
現状の潮騒は獰猛な情景
藍色揺らめく
袋小路-今は過去
暗がりの領土は色あせ
私の目から 彩色は流れ
目の前の格子が見えるように
邪魔にもならない
雨あがりの影を喰らう
涙またはレゾンの輪郭
消えないままの 雫は何れ
見えなくも忘れ去る筈だ
私の声が止まないかもしれない
逃げ切れないのかと波音にきいた
いい加減辛さは
響きあわぬ時に見えた
酬い求め醜悪には遠く
美事も無い交差する
現在の崩壊は篭城した原子炉(パイル)
絡まる風振り返るなクロス
意味も無い口実に
現状の潮騒は獰猛な憧憬
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