【巡音ルカV4X】退廃のAegis【オリジナル】

伊塚　澄

2016年、第一作目の投稿です！
先月よりも寒くなって、在宅が加速します。

歩んできた無意識
踏んづけた心灯す
虚空、立つ火柱

失って奪われて惑う
灰と散ってまた無象に混ざる

誰かを守ると携えたその盾は
弱い自分から目を逸らす
自分を隠す冷たい殻に変わってる

踏み場の出来る程積み上がった悲劇は
地上に瞬いた光も折りたたむ

声、掠れるほど叫び続けたのは
今は無い輝き忘れてしまうから

張り詰めた意識で錆び付いた意思を
磨くんださあその盾を構えて

落ちゆく太陽の灯火
希望で満たした芽が育つ場所へ
歩みは線に数多を束ねる
祈りを縫う度痛みは伴う

乾いた大地に潤んだ瞳で
たたずむ君は蒼く澄んだ未来
守り抜いてその先に