【A】
小さな街 知らない道
私 迷子になったのかしら
音の消えた 静かな街
手を繋いでいた ママはどこ?

【B】
少しね 歩き疲れたみたい お腹も空いたお昼時
美味しそうな匂い 誘われ 開けたドア
「ようこそ Cafe' Andersenへ」

【S】
イーダの花紅茶 エリサの甘いアップルパイ
焼きたてクッキーはモミの木の形
なんだか切なくて懐かしい味のメニューに
病み付きになったみたい 「次はどれにしましょう?」


【A】
一口味わって 次のオーダー
まるで 童話に出てくるお姫様
ゆったりと 流れる時間(とき)に
迷い込んだことも忘れそうだわ

【S】
雪の女王のアイスカフェ アモールのハニートースト
ショートケーキに乗った砂糖菓子の親指姫
でもね そろそろママにも会いたいの 探しに行かなきゃ
最後に人魚姫のソーダだけ飲んでいこうか


【S】
(お会計をお願い) ……おかしいな 声が出ないわ
口を動かしても 思いきり叫んでみても
「お代は貴女の綺麗な声を頂戴します」
ウェイターの言葉が ずっと遠くで 響いた


【C】
気が付けば 喧騒が辺りを包む
駆け寄ってきたママを見て 私は声もなく 泣いた

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

Cafe' Andersen


テーマはアンデルセン童話です。


※ライセンス条件変更の為再投稿させていただきました。

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投稿日:2011/06/09 01:13:23

文字数:513文字

カテゴリ:歌詞

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