「おい、AKAITO。」

俺はそう呼ばれた。声の主はもちろん

「帯人か。何のようだ。」

普段、帯人は他のVampaneseとは関わらないから、正直驚いた。

「大有りだ。」

自身満々に言った後、直ぐ真剣な顔つきになって

「夜の人間界に降りるそうだ。」

ハッとした。

「まさか、俺等も・・・か?」

確認のため、聞いた。決して動揺からではない。

「レン・ルカ・がくぽ・俺等・KAITOだけらしいぜ。」

はっきり。。

はっきり言いやがったよ、コイツ・・・・。

「じゃ、ハクとネルとリンとMEIKO嬢とかは留守番か。」

「嗚呼、ルカも休ませてやりゃぁいいのにな。



そして・・・決戦の日の夜。

KAITO率いる彼等は、人間界へ降りた。


MEIKOのがこのあと、自ら命を賭すことを知らぬまま。

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AKAITOと帯人

亜種シリーズ。第1弾。

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投稿日:2009/06/05 22:52:18

文字数:360文字

カテゴリ:小説

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