果てしない闇に彷徨い 一息に混じる毒ガス
歪みきった僕の中身に 釣り合わぬ【善】の称号
渦巻く悪性満ちて 浄化の時を待つ
穢れし魂清め 願ってた、平静を
キレイなモノを好みました 清廉たれと戒めました
けれど救いは見つからず 安らぎすらも感じてました
キレイなモノを疎みました 強欲たれと囁きました
黒の破戒は心地よく ケモノのようにサケビマシタ
あてどなく影を引き摺り 一触れで枯れる花びら
腐りきった僕の器に 【聖人】の仮面貼り付け
溢れる才能妬み 呪いを撒き散らす
卑屈なプライド抱え 身勝手な牙を剥く
キレイなモノを守りました 敬虔たれと貫きました
けれど心は渇ききり 優しささえも裏切りました
醜さだけが積み重なって 「消えればいい」と吐き捨てました
他人の不幸は面白く ケモノのようにワライマシタ
寄せられる期待に応え 望まれる姿を演じ
他人の未来を祈りながら 他人の破滅を謳っていた
慶び言祝ぐ際でさえ 他人を羨み 他人を憎んだ
キレイなコトを誇りました 勤勉たれと駆け抜けました
けれど理想は遠ざかり 求めるほどに違和感増した
それでも【ヒト】であろうとした 僕にも【アイ】があると信じて
昼の世界は目映くて ケモノのようにナイテマシタ
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