A
目が覚めた 午前三時
二度寝やり過ごし 飛ばしたターン
もうどこにも 行けないな
一生このまま 過ごしてたいな
B
日記を書くより 言葉を吐くより
音に隠すほうが 楽になった
夜明けを待つより 奇跡縋るより
いっそ消えられたら 楽になるか
S
泡沫の 夢を 見るわ
呪いから 解けて 溶けられたら
終身の 檻の 中で
解き放つ ただの 四小節
A
切り捨てた 物語
破り捨てたなら 覚悟はどうか?
ま、どこにも 行けないな
心の行き場も わかってないな
B
もがいた過去より 願った明日(あす)より
安っぽい今が マシになった
錨を断つから 期待もないから
こんな祈りくらい 叶えてくれ
S
断頭台で 夢を見た
見たくもないな あぶくなら
答えはないの 今はまだ
息をひそめて 明けを待つ
S
泡沫の 夢を 見るわ
呪いから 解けて 溶けられたら
終身の 檻の 中で
解き放つ ただの 四小節
微睡みで 月を 見るわ
水面(みなも)から 届く 光だけを
消えそうな 脈の 中で
顔を出す そんな 四小節
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