「髪伸びたんじゃない?」
「………。」
「おい。」
めーちゃんが持っていた雑誌で頭を叩いた。
「痛っ!!…めーちゃん何するの?」
「返事しないアンタが悪いの。」
「え~…」
反論しようと思ったけど、睨まれたからやめた。
怖いし。
「…で、めーちゃん何?」
「アンタ…髪伸びたわよね?」
「んー、そうかな?別に気にならないけど。」
「私が気になるの。前髪長過ぎじゃない。目に入らない?」
言われて見れば邪魔かもしれない。
でも、切るほどじゃないと思う。
「大丈夫だよ。邪魔になりそうな時はピンで留めてるし。」
「…あのさ、私が切ってあげようか?」
あれ?
今切らなくていい、って言ったよね?
「め、めーちゃん?」
「大丈夫!私ならいける!!」
その自信どこから来るの!?
「めーちゃん、何でそんなに俺の髪切ろうとするの?今の気に入らない?」
気に入らない、って言われたらショックだな…
「―――から。」
「え?」
「だから、カイトの髪が私より長いから!!男のくせに私より長いっておかしいじゃない!!男より短い私なんて女らしくなくなるじゃない!!」
めーちゃんがそんなこと気にしてたの?
めーちゃん可愛いっ!!
「そ、そんなことないよ!俺よりめーちゃんの方が少し長いよ!!」
「少しじゃない!!」
し、しまった!!
余計なこと言った。
「あ、あの…めーちゃん…」
「…何よ?」
「髪切ってください。」
「…良いわよ。」
「ちょっ!!めーちゃん今ジョリって聞こえたんだけど!!」
「う、うるさい!!動くんじゃないわよ!!」
「切り過ぎてない?大丈夫?」
「大丈夫だから!!動かないで!!」
「ホントに?」
「ホント、………あ……」
「何々!?今「あ」って言ったよね!?どうなったの!!っていうか何したの!?」
「こ、これぐらいどうにかなるわよ!!」
「…………。」
もう嫌だ。
「…出来たわよ。……プッ…」
いきなり笑われた。
確実に髪見て笑った。
「…めーちゃん?」
「な、何?笑ってないわよ!!」
「…前髪切り過ぎたでしょ?」
「そ、そんなことないわよ。」
「おでこが…」
「大丈夫!!伸びるわよ!!」
「…めーちゃん。」
「…何よ?」
「アイス…」
「分かったわよ!買ってくればいいんでしょ!!」
当分家から出られない。
これは絶対笑われる。
めーちゃんにハサミは持たせちゃ駄目だ。
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ご意見・ご感想
禀菟
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前髪ぱっつんですねわかります。
めーちゃんをコキ使ってるカイト…だと…!?
カイトも成長したな~←
やっぱカイメイ良いよね!
ほのぼのする~
2011/08/27 10:14:10