『…さぁ次の話を始めましょう』

――それは記憶を失った姉のお話


目覚めた姉は辺り見回す
居たのは真っ暗森の中

胸にぽっかり空いた空白(あな)
大事な物が見つからない
「大切なはずなのに…」
思い出せない
それは何故?

暗く長い道を歩いて行く
何処に繋がっているかは分からない
でも
嗚呼その道が幸せに続いていると信じて


姉はただただ道を歩く
続くは真っ暗森の中

胸にぽっかり空いた空白(あな)
埋めるヒントを探して歩く
「そこの猫さん知りません?」
猫に聞いたの
それ偶然?

暗く長い道を歩いて行く
何処に繋がっているかは分からない
でも
嗚呼その道が幸せに続いていると信じて


木の上猫は無表情
答えは真っ暗森の奥

胸にぽっかり空いた空白(あな)
大事な物は森の先
「真実を知っても…」
猫は哀れむ
それは何故?

暗く長い道を歩いて行く
何処に繋がっているかは分からない
でも
嗚呼その道が幸せに続いていると信じて


姉はただただ道を歩いた
着いたの豪奢な城の前

辺りをとてとて歩いて捜せば
庭には白と赤の薔薇
「この薔薇はなに?」
心が惹かれた
それは何故?

暗く長い道を歩いて行く
何処に繋がっているかは分からない
でも
嗚呼その道が幸せに続いていると信じて


赤い薔薇にはプレートが
手前のプレート覗いて見れば
書いてあるのはただ一言
『緑の少女の赤い薔薇』


語り)
姉は分からず頭を捻って
ある答えを探しあてた
さあ掘り起こせ薔薇の根の下
見つけたのは
可愛らしい2つのリボン――

「あぁこれは
――――大切な妹の」

見廻り兵士は"それ"を見つけた
居たのは女王の薔薇庭園

リボンを強く握りしめ
振り向く姉は兵士に聞いた
「この薔薇あなたの?」
歪に笑う
その後は?

暗く長い道を歩いて行く
何処に繋がっているかは分からない
でも
嗚呼その道が幸せに続いていると信じていたのに


語り)
途端――兵士の頭に鈍い痛みが走った
兵士が最後に見た光景は
スコップを振り上げた"それ"


――庭園にまた1つ
赤い薔薇が増えた

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

記憶探しの旅に

赤ウサ続編

もっと見る

閲覧数:61

投稿日:2009/07/25 10:10:31

文字数:889文字

カテゴリ:歌詞

クリップボードにコピーしました