白い月が細く見上げて
わたしをわらう水色の宇宙
早朝のコンビニ
バイト終わりに
遠い街の朝焼けを想って
胸を抉って

夏の朝早くに
街を歩く
部屋中の憂鬱に
バレちゃう前に

予感の日差しの中
自由じゃない僕
溶けてく内臓を
冷ましてく空

叫びだす不安に呑まれないように前に進むしかないね

時の止まる君の笑顔
甘い音楽も
ぜんぶ最低の明日で泣いて
薄めた負けない夢
シルバーの強さ
手櫛でとかして
ピアスに託して


朝は希望を着て
どうでもいいけど
新しいわたしが
生まれる地獄

夏の殺意の中
透明じゃない僕
ここに鳴り止まない
心臓の音

叫び歌う君の悲しみすべて飲み干してしまえたなら

血の滲んだつくり笑顔
フィクション映画も
ぜんぶ咲いて今
忘れないで
薄めた儚い夢
ピンクの影絵
0番滲んで
教科書に挟んで

進んでく世界なんて
知らないふりしてる

増える本とワンピース
埃払っても死んでる

君さえいればなんて
言えない画面越し
幽霊みたいなわたし
しあわせになりたい

輝いた君の一瞬に永遠感じても暗がり

時は止まらない坂の上
爽やかな朝
きっと最低の明日も越えて
わたしを知らない風
水色の宇宙

帰る1Kの方舟に
融ける衝動も
いつか咲いて未来(まえ)
忘れないで
黎明折れない花
宇宙を背負う
重たい気がして
前髪を切った

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水色の夏

サムパラ2020配信全通しました

souncloud→https://on.soundcloud.com/S1dmo

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投稿日:2023/10/03 05:45:35

文字数:577文字

カテゴリ:歌詞

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