『秋PM６時』

夏の終わりが笑って過ぎる
何も知らなかった昨日までなら
いつもの景色が違って映る
涙で充血したこの目のせいかな

長い黒髪が短く赤い
洋楽なんて聞くんだね
七つの子が響く街
この曲私好きなんだ

ボク色に染まれアキ
アイツ色に染まってく
こんなにもつらいなんて
変わらないと思ってた

変な顔しては笑ってくれた
今は近付けもしないまま
多分本当は違ってなくて
怖くて逃げ出した僕の方から

スクールカーストの底辺と頂点
影を伸ばしても届かない
いつかのあの帰り道
この曲僕も好きなんだ

ボク色に染まれアキ
アイツ色に染まるなら
あの時勇気があれば
戻れないと分かっても

僕はなぜ泣くの続きも知らずに
歩きながら口遊む
七つの子が響く街
この曲私好きだった

ボク色に染まれアキ
アイツ色に染まってく
あの時勇気があれば
叶わないと分かっても

ボク色に染まれアキ
アイツ色に染まってく