『命と嘘の人形』

Aメロ

昔、お父さんがくれた人形
友達はこの子しかいない
だけど私はそれでいいの
友達はこの子だけでいい
かわいいピンクの髪の
私だけのお人形
お父さんがくれた唯一のプレゼント
そう、私だけの物なの
だれにも渡しはしない

Bメロ

ある日お父さんとお母さんが
死んでしまった
二人の最後の晩餐は
毒入りのワイン
だけど私は悲しくはないの
だってこのお人形さんがいるもの
それに親の温もりなんて感じたことはないから

サビ1

ああ、私は嘘にまみれてる
本当の事
隠しては自分を傷つけていた
何度足掻こうとも一度つけた嘘が
私の命に突き刺さる
誰だっていいの
本当の私を抱きしめて
ほしいの

Aメロ

私のお人形さん
ある日から話すようになった
『私ならあなたを守れるよ』
お人形さんは口癖のように
ずっと、ずっと繰り返した
それだけが私の救い
だけどねそんなのじゃ足りないの
もっと大きな言葉で私を包み込んで

サビ2

ああ、もう知っていた
私の命、そう長くはないこと
そんなこと知っていたから
嘘にまみれて
涙さえもでてこない
誰だっていいの
わたしを嘘から
解き放して

Cメロ

暗い空間の中
時計の針が鳴っている
そこで聞こえた一つの言葉
『戻ってきて』
ああ、私が欲しかった言葉はこれだった
これだけでよかったんだ
最後の最後に流れ出た言葉が
私の命を止める
嘘は削除され苦しみから解き放たれて
私は沈む
ただ一つの私の宝物
嘘と命の人形

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

嘘と命の人形

これは遥希さんではなく、遥希さんの友達の私、夏輝が書いています!

閲覧数:97

投稿日:2012/01/27 21:06:33

文字数:640文字

カテゴリ:歌詞

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