無骨な天井へ舞う
最後の歌声が
不意にあの日の君の影を
呼び覚ましたんだ

ピタリと重なることが
ないのが心でも
持ち寄る想い撒いた庭に
咲いた無駄話

遊んだり　頼ったり
どこか少し羨んだり
一人では見られなかった景色が
君の胸の中にもあればいいな

次に鐘が鳴らされるのは
もう僕らのためじゃないから
また会うなら　ここじゃないどこか
その時はよろしくね

時に押され遠くなろうと
忘れはしないよ　あの日々を
思うだけで　微笑みをくれる
僕らはずっと変わらず友達さ


悩みを打ち明けること
弱さを見せること
立ち上がること
日を追うごと　難しくなるね

君がもし　しゃがみ込む
その時に君に張り付く
悪態や噂話だとかを
洗い流す力を今日託すよ

どんなときも肩を組むから
思い出してほしい　この歌を
君がくれた優しさを込めた
世界に一つの歌

輝くのは過去だけじゃない
僕らの絆は今もある
どんな君も友達のままさ
見限らないで　君の君らしさ

ああ　出会えて良かった
桜が踊るこの風の向こうへ
それぞれの道を今歩き出す