ジャケット

嘗ては"黄金の国"と 栄華極めし地を往く
星の裁きの果てに 盛る業火に滅ぶという
荒ぶ風の鋒は 闇を這うたび哭くとも
悲しみ蔓延ったまま 誰の目にも朝の光

憂うは くすみゆく瞳
願わくは 深く澄んだ色を
喩えば

瑠璃色 そのはるかな色
ふたたび輝きを この星にも
そのときまで 心にメロディーを
まだ知らない あたたかい 初めての音

鏡の向こう 望むままの世界をいつか
巡り巡りて生まれ落ちた それはハレルヤ

赤く夕陽が やがて素知らぬ顔で沈むと
青く夜を繰ってゆく 孤独を照らす月を背に

怖れは 逆巻いた嵐
鎮まれば 深く澄んだ色も
いつかは

瑠璃色 そのはるかな色
神秘の煌きを この星へと
本当は皆 心にメロディーを
若草の如くの 初めての音を鳴らす、と

昏い絶望の淵に堕ちて 悪意の坩堝に呑まれ
それでも磨かれてゆく 幾多のラピスラズリ

誰もがそんなひとつずつ
定めと目を伏せたとて
忘れないで たった一歩踏み出せば
未来に色づく

瑠璃色 そのはるかな色
ふたたび輝きを この星にも
そのときまで 心のメロディーを
奏でよう きっと 初めての音

鏡の向こう 望むままの世界でいつか
巡り巡りて生けるものと歌うハレルヤ


***譜割り***

かつてわ(おう)(ごん)のくにと えいがきわめしちおゆく
ほしのさばきのはてに さかるごおかにほろぶと(いう)
すさぶかぜの(きっ)さきわ やみおはうたびなくとも
かなしみはび(こっ)たまま だれのめにもあさのひかり

うれうわ くすみゆくひとみ
ねがわくわ ふかくすんだいろお
たとえば

るりいろ そのはるかないろ
ふたたびかがやきお このほしにも
そのときまで こころにめろでぃいお
まだしら(ない) あたた(かい) はじめてのおと

かがみのむこお のぞむままのせかいおいつか
めぐりめぐりてうまれおちた それわはれるや

あかくゆうひが やがてそしらぬかおでしずむと
あおくよるお(くっ)てゆく こどくおてらすつきおせに

おそれわ さかまいたあらし
しずまれば ふかくすんだいろも
いつかわ

るりいろ そのはるかないろ
しんぴのきらめきお このほしえと
ほんとわみな こころにめろでぃいお
わかくさのごとくの はじめてのおとおならすと

くらいぜつ(ぼう)のふちにおちて あくいのるつぼにのまれ
それでもみがかれてゆく いくたのらぴすらずり

だれもが(そん)なひとつずつ
さだめとめおふせたとて
わすれないで たあたいいぽふみだせば
みらいにいろづく

るりいろ そのはるかないろ
ふたたびかがやきお このほしにも
そのときまで こころのめろでぃいお
かなで(よう) きいと はじめてのおと

かがみのむこお のぞむままのせかいでいつか
めぐりめぐりていけるものとうたうはれるや


※カッコ内は1音を想定しております。

00:00 / 04:29

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はるかなるラピスラズリ

代表.hihiro



はるかなるラピスラズリ

作詞:yama。
作曲.編曲:hihiro


嘗ては"黄金の国"と 栄華極めし地を往く
星の裁きの果てに 盛る業火に滅ぶという
荒ぶ風の鋒は 闇を這うたび哭くとも
悲しみ蔓延ったまま 誰の目にも朝の光

憂うは くすみゆく瞳
願わくは 深く澄んだ色を
喩えば

瑠璃色 そのはるかな色
ふたたび輝きを この星にも
そのときまで 心にメロディーを
まだ知らない あたたかい 初めての音

鏡の向こう 望むままの世界をいつか
巡り巡りて生まれ落ちた それはハレルヤ

赤く夕陽が やがて素知らぬ顔で沈むと
青く夜を繰ってゆく 孤独を照らす月を背に

怖れは 逆巻いた嵐
鎮まれば 深く澄んだ色も
いつかは

瑠璃色 そのはるかな色
神秘の煌きを この星へと
本当は皆 心にメロディーを
若草の如くの 初めての音を鳴らす、と

昏い絶望の淵に堕ちて 悪意の坩堝に呑まれ
それでも磨かれてゆく 幾多のラピスラズリ

誰もがそんなひとつずつ
定めと目を伏せたとて
忘れないで たった一歩踏み出せば
未来に色づく

瑠璃色 そのはるかな色
ふたたび輝きを この星にも
そのときまで 心のメロディーを
奏でよう きっと 初めての音

鏡の向こう 望むままの世界でいつか
巡り巡りて生けるものと歌うハレルヤ

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投稿日:2021/02/21 16:06:03

長さ:04:29

ファイルサイズ:5.1MB

カテゴリ:ボカロ楽曲

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