夕、ふとバスから見えるこの空は何色だ
言う必要なんてないから

いつもと同じような空に
星が浮かぶよう目を瞑る
どうにもならないから僕を
攫う風だけに笑む

最高時速の記憶だけがただ募る
最低なんだ 好きなことも努力できず
なら、これも当然だろうな

花言葉なんて嫌いだ
その目で見て感じたのが真実だから
言葉一つで選ぶんじゃねぇ
失ったことばかりだ
白線だけなぞることも馬鹿らしいな
同じ景色はもう見えない

いつもと同じような空を
最後に見たのはいつだった?
どうにかなれと今日ぐらい
夜更けの帰路で雨を浴ぶ

最高の気分だ この情景は僕のものだ
最低高度からは全てが輝いて見える
から、街路灯を眺めていた

花言葉なんて要らない
この目で見て思うことが全てなんだから
価値観一つ押し付けんじゃねぇ
失ったものだとか
どうでもいいことばっかだ白線の上を歩く
同じ景色はまだみえない

数年後僕はまだ人生を書いているかい
今持ってるギターはどこかにやってしまったか
それともそこらで野垂れ死んで
灰すら残らず消え去って
考えても仕方ないんだ

最高だとか
最低だとか
意味のない詞ばかり浮かぶんだ

花言葉なんて嫌いだ
この歌詞さえ偽物だから伝わらないし
馬鹿みたいに繕ってんじゃねぇ

花言葉なんて嫌いだ
その目で見て思うことが真実なのに
他人の言葉で決めるんじゃねぇ
分からないだろうな
この詞の意味一つも価値観も
同じ景色は見えてないから

いつもと同じじゃないように
少し遠くから帰路につく
どうにかなれと今日もまた
6弦を指で滑る

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

花言葉 feat.可不

閲覧数:19

投稿日:2022/09/26 06:04:00

文字数:671文字

カテゴリ:歌詞

クリップボードにコピーしました