甘い恋なんて戯れ言だって
耳元で囁くのは所詮は悪魔
突き放せないのを良いことに
人の心に忍び寄って

どうせ嵌るなら甘い罠に
甘美な緋色のソースを添えて


これは私のためのバッドエンド
このままじゃ終われない、そうでしょ？
苦いビー玉噛み砕いて
悪魔に焦がれた現実に
今こそ終止符を


恋は惚れたもの負けなんて
迷信すらも覆してみせるの


鈍い鎖に囚われ
私の翼はもう羽ばたかない
貴方が悪魔なら私は堕天使
あぁそれなら釣り合うかもしれないかもね

共に堕ちるならば
何も臆することなど無いから


これは私が奏でるハッピーエンド
これからが本番、そうでしょ？甘いビー玉転がして
弄ぶ悪魔に
今こそ復讐を


これは私の選ぶハッピーエンド終わりよければ全て良し、なんて？
貴方に恋した記憶
鈍く輝くビー玉に詰めて

悪魔と踊る天使のワルツ
次逢うときは夢の中で
天使の髪食む横顔に
決意を込めたガラス玉で


返ってきたのは
空白の返事


これは私のためのハッピーエンドなの

散りばめられた宝石の
貴方はもう私の物