「え、美空?」
「和人くん。ワタシね、気になるの。和人クンの事が・・・ね。」
美空に押し倒され、ベッドの上に叩きつけられる。
抵抗しようとするが、美空の方が強く、結局はそのまま倒れこんでしまう。
「ちょっと、美空!?何やってんのさ!?」
「ん~?和人クンの事調べているんだよ~?痛かったら言ってね~?」
「そういうんじゃなくてっ・・・!」
美空にいろいろと弄られる。凛の時よりはげしい・・・
・・・ん?僕の思考が、ある疑問にたどり着く。
「・・・美空。なんで、僕の事が知りたいの?」
美空の動きが止まる。そして視線が僕の目にたどり着く。
「凛もそうだった・・・何か僕にあるの?」
美空は悲しそうな表情になりながら、僕を見つめる。
「・・・ごめん。今は教えられないんだ。ホントにごめんね。」
「そんな教えられないようなことなの?」
「うん。ごめんね。和人クン。」
目の前の美空は、本当に悲しそうな表情を浮かべている。
出会って一週間だが、こんな表情は見たことがない。
(真相に近づくかとおもったが・・・、これ以上聞いても成果はないな。)
結論に達した僕は質問をやめる。
「・・・ところでさ。美空。離してくれない?」
今の僕を見た人がいるなら、今すぐ記憶を消さなければならない。そんな恰好になっていた。
女の子に押し倒されるなんて、僕の筋力はまだまだ甘いようだ。
「わわっ!ご、ごめん和人クン!」
「美空って、力強いんだね~。僕も筋トレしないと・・・。」
たわいもない話題にシフトしたつもりだが、美空からの反応が無い。
「・・・?どうしたの美空・・・、ひぃぃぃ!」
それからのことは、今でも思い出せない。いや、思い出したくもない。
ホントコワカッタデス。ハイ。
まぁ、いろいろあったが一週間がたつ。
三人と話す機会も増えてきたが、まだまだいろいろと隠し事がありそうだ。
さすがに学校では話すことができないが、放課後にさりげなく聞くと、話題を急に変えられる。
廉が一番話しやすいため、廉から聞きたいところだが、彼はなかなかの策士だ。侮れない。
凛は早く聞き出せそうだが、「等価交換だよ・・・?」と鼻息を荒くして近づいてくるため、無理だ。
美空とは・・・あれから話していない。
Black dusk 第1章-8
凛 「今回は出番がないです。」
真二朗「いや、俺の方が出番ないぞ?」
主 「真二朗には後でゲロはいてもらいましょうかね」
真二朗「てめぇ、後で体育館裏来いよ。」
主 「え、ちょやっぱやめ!活躍してもらう!何をするやm」
凛 「((((;゜Д゜))))ガクガクブルブル」
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