雨の日も晴れの日も
君の言（こと）の葉はひたひたと
水のように滴っている

カラカラ空っぽな僕のために
「大好き」で潤してください

悩みの種に励ましはいらない
光合成をしない種類なのさ
雑草よりも、今は弱弱しい

日陰で寄り添ってくれる人を
今日も待っている　待ち続けてる
きっと同じ傷の痛みをもつ人を
明日も探してる　探してるんだ　

理由はたくさんあるはずなのに
それを伝えられる言葉がない

ハイな日もブルーな日も
僕の植木鉢は芽吹く　そして
つぼみまでで、枯れてゆく

きらきら煌めく君のために
「幸せに」の一つも言えなくて

心の外に日差しだけ明るく
光合成もしないまま月日経つ
やわらかな土も、今は踏み出せない

日陰で寄り添ってくれる人を
今日も待っている　待ち続けてる
きっと同じ傷の痛みをもつ人を
明日も探してる　探してるんだ　

言葉はたくさん理由もいっぱい
だから溢れかえして零してしまう

晴れのち雨の天気予報士