秋になっても 春が訪れても
染みついた汗と雨の匂い

君との写真も日記も何もかも
全部 全部 捨てたのに

今日もあの日とそう変わらないな
今も線路の上を歩いてんだ

ガタンゴトンガタン
梅雨も冬も何もかも
全部 全部 奪ったのに

僕は帰らない 僕は鬼だ
御伽話のように特別じゃない
神様に赦しを乞う
そこら中に湧く化け物さ

まるで蜃気楼のよう
エデンのように煌めいて
ただ手が届かないね
蝉の音だけが揺らめいて

フラッシュバックしてんのさ
白昼夢が目に焼きついて
「どこにも届かないね」
君の音だけが揺らめいた

殺風景な部屋 鳴り響く音は
家具を変えれば変わるかな?

ガサコソガサ 箱の中で眠れ
感情をひた隠しても

僕は変われない
僕は砦籠る ダメ人間さ
特別じゃない

君に許しを求む
縁の淵にいる弱虫だ

まるで蜃気楼のよう
君は眩しく煌めいて
「やっぱり届かないね」
この命も 逃避行も

フラッシュバックしてんのさ
君の笑顔が目に焼きついて
誰にも届かないね
夏の魔物が揺れ動いた

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

「残夏」歌詞

夕葉倫 24th single
「レッテル」
作詞:夕葉倫
作曲:こーえい

▽夕葉倫 MV
https://youtu.be/UEYsdsWacN8

閲覧数:32

投稿日:2023/08/24 23:05:55

文字数:452文字

カテゴリ:歌詞

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