赤い弧を描いた夜
空に放たれた悪意に包まれ
星が照らすよりも強く
瞼が焼けて月も見えない

焼けた煙鼻を刺す
澱む邪気と強欲に睨まれ
人はこうも無慈悲になれるの?
思い返す人の温もり

もうこれ以上
踏みにじるのは止めて

揺れる赤い空
無機質な鉄の音
止めて

時を刻んだ王者の名は
血肉も刻んだ
小さな尊厳などを知れば
背後の剣に向き合えるのに

この身心ごと
汚されるのならば

染まる闇がほら
憎しみを受け入れる
止めないで

時を支配した王者の名を
憎しみで叫ぶわ
小さな愛が見えなかった
報いは血筋に降りかかるの

暦が血に染まる

願うならば二千年後の
君が刻む日々は
太平の世と願っています

いくつもの血の涙を
私達の「火」と「悲」と「非」を拭いて

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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flames

閲覧数:31

投稿日:2013/05/15 18:28:29

文字数:333文字

カテゴリ:歌詞

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