妖精幻想曲 ~Fairisia~


静寂を湛え 眠る樹の群れ
その果てに楽園があるという
妖精が癒しの歌を奏で
哀しみも罪も消え去るという

楽園を目指した者は
ただ一人戻っては来ない ただ一人
―――この森を越えたら

静寂の闇は果てなく続き
野晒しの頭骸(こうべ)を風が笑う
「罪人よなぜ楽園を望むのか、汚れ無き生などないのに」

この森を越えたらあなたがいて
疲れたこの素足 癒してくれる
この森を越えたらあなたがいる
それだけを夢見て…

歪んだ視界の向こうに木漏れる冬の日射し
夢見たあのひとの温もりを懐わせて
―――この森を越えたら

この森を越えたらあなたがいる
あの日の約束を確かめたくて
この森を越えたらあなたがいる
あの日のままで… ただ逢いたくて…

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

妖精幻想曲 ~Fairisia~

同曲の歌詞になります。
物語っぽい展開にしてみましたがどうでしょうか。

閲覧数:198

投稿日:2008/08/13 03:08:12

文字数:336文字

カテゴリ:歌詞

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