第二話「いやいやいやいや!怪しいってこれ!」
どーもみなさ〜ん
…おや?急に話しかけてきてびっくりした感じ〜?ウケる〜
まっ、解説者だとでも思ってよ〜
じゃ前回までのあらすじ〜
魅杏がゴネて御代が全部投げ捨ててたね〜、おっと?三人は何かを見つけたそうだよ〜、見守ってあげてね〜
魅杏「ん?くじ引き…?1等…VTレンズだよ!?10本も入ってるよ!?それに会員登録とアンケート回答すれば一回できるんだって!ねぇねぇ!やろ!?」
魅杏は御代を引っ張りながらゴネてるけど、御代は乗り気じゃないようだね〜
魅杏「いやいやいやいや!怪しいって!会員登録!?アンケート!?怪しいっての!」
早紀「けど〜、VT公式らしいよ〜?ほら、ちゃんと調べないと〜、時代においてかれるよ〜?」
※日本政府公式VTイベントサイト
御代「(グサッ)」
早紀はスマホを御代に見せながらのんびり煽ってるねぇ、安全性が確立されちゃった御代!
これは乗り気じゃなくてもやるしかないね〜
御代「けど!会員登録ってなに!?怪しいよ!?アンケートも!!変な質問されたらどうするの!?」
魅杏「VTS(VTストア)の会員登録とVTに関する質問やご要望だってさ!VTやってない人でも回答できるって!
やろ…?一生のお願い…!」
上目遣いの魅杏ちゃん、これは断れないね〜
御代「う…うぅ…一回ずつ…だからね…?」
うんうん、これは断れないわ〜あたしも断れる自信ないし
魅杏「やったー!!御代ちゃん大好き!結婚しよ!」
御代「ちょ!はぁ!?何言ってんの!!ばーか!」
早紀「なら私も入れて〜、私とも結婚〜」
御代「早紀まで!?まだ高校生だから!早い!」
御代は真っ赤になって否定してるね〜、実際大好きなのにね〜ツンデレ御代ちゃんだ〜
〜少女会員登録中〜
御代「はぁ…全く…アンケートった何よ…アンケートって…えーっと
「今後のアップデートによる質問です、前回のアップデート『暮らしに神獣を』の評価と感想をください」……はぁ…?」
早紀「私達にはわかんない質問だねぇ…やってないからどういうものか分かんないよねぇ…適当でいいかな…」
そう!実際、この質問はプレイヤーにしか分からない質問なんだよね〜
つまり二人は質問に答えられない〜…しかぁし!
魅杏「あー、このイベントね、取り組みとしてはいいと思うけど、排出率が少し少なかったよね、それが玉に傷かな?」
そう!この3人の中で唯一のプレイヤーの魅杏ちゃんがいれば、万事解決ってこと〜
さっすが〜
早紀「聞いたことあるかも〜、確か神獣の排出率0.7%とかだったんでしょ〜?」
御代「ひくっ!名前に神獣ってあるのに、イベントの目玉がそんなに確率低いの?…てか」
御代の顔色と目つきが変わった、魅杏への疑いと心配の顔だよぉ〜?
御代「課金、してないでしょうね…?」
魅杏は心外そうに目をぱちくりさせながら
魅杏「してないがー?流石のあたしでもそこまで堕ちてませんー!
デイリーとかイベントでTキャッシュ貯めて回しましたー!」
ふんぞり返りながら高らかに宣言する魅杏、そこには絶対的(?)な自信があった
御代「なら安心…課金は家計に直撃だからね…ほんとに」
早紀「ま〜ま〜、もしも魅杏が課金したら、バイトで倍にして返してもらうからね〜」
いつもの笑顔でえげつないことを言う早紀
さらっとエグいことを言って脅す早紀ちゃんパネェっす…
魅杏「ちょぉ!怖いって!しないから!しないからね!?」
〜少女アンケート答え中〜
御代「はぁぁ…終わった、疲れた…んでぇ…どうやってくじ引きするん?」
早紀「はいこれ、皆分のアンケート出したらくじ引き券もらえたよ〜」
二人に1枚ずつくじ引き券を渡し早紀はゆっくりとくじ引き場に先導していく〜
魅杏「お〜、立派立派!流石今日本で一番売れてるVRなだけあるねぇ!」
御代「くじ引き場なんかにそんなお金使う必要があるんかや…ほんとに…」
実際、紅白の垂れ幕に大きな看板、そして朱色のTO☆RI☆I!!
私の家より良いじゃないか!ぶーぶー!
早紀「ま〜、こうでもしないと目に入らないんじゃない?どっかの誰かさんは家計のことで頭いっぱいだからね〜」
御代「誰のこと言ってるのよ!?」
早紀「さ〜ね〜誰でしょ〜」
御代「うざぁぁぁぁ!」
狐とハムスターの喧嘩なのであった
魅杏「もー!2人とも!ケンカしてる暇があるなら早く引くよ!」
こういう時だけは魅杏ちゃんがお姉ちゃんって感じがするよね〜、まぁ実際一番年上だしね〜
その後、くじ引きは魅杏→御代→早希という順番になったよ〜
ちなみに〜くじ引き内容は〜
・特賞VTレンズ×十本(虹)
・1等草津温泉旅行ペアチケット×十二本(黄)
・2等お米(つにゃ姫10kg)×十五本(赤)
・3等トースター×二十本(青)
・4等VTS専用、500Vキャッシュチケット×五十本(紫)
・5等カップラーメン3個セット×百本(緑)
・六等お茶×五百本だよ〜(白)
御代「たのむ…2等…2等こい…」
魅杏「えぇ!?特賞じゃないのー!?なんでよー!御代ちゃん!」
魅杏は御代に抱きつきながらゆさゆさと揺さぶっている、まるでとれたての鯖ちゃんじゃ〜ん
御代「どうもこうもないの!VRじゃお腹膨れないでしょ!?お米なの!おーこーめー!」
早紀「あ、外れた」
御代「は…?はぁ!?」
魅杏「ちょっ!?早紀ちゃん!?」
お茶を持ちながらトテトテとやってくる早希、なぜか嬉しそうだねぇ
早紀「見てみて〜、お茶〜、麦茶だよ〜?凄くない〜?」
御代「いやいやいやいや!!!何先やってるの!?……はぁ…早紀はそんな娘でした…」
早紀「てへっ、大正解〜、天才〜」
魅杏「ま…まーまー!御代ちゃん!あたしらも引こうよ!ほらほら!」
御代の手を引いてくじ引き場に向かう魅杏、どうやらがらがら形式なようだ〜
魅杏「よっしゃ!見てて!あたしのスーパーラッキーガールの力を!」
御代「はいはいスーパースーパー」
魅杏はぐるぐるぐるぐると勢いよく回しているよ〜、それのせいで玉が出てこないっていう〜
魅杏「ちょ〜?なんで玉でないん〜!?」
御代「ゆっくりやりなさいよ…」
魅杏「りょ〜」
くるくる
魅杏「ん?んー…黄色かな?…おー!1等じゃん!!草津〜!」
魅杏は喜び、御代は頭を抱えてがっくりしている
御代「ハズレだ…温泉なんて行くお金ないでしょ…」
魅杏「全額負担って書いてあります〜!!」
御代「あーはいはい、そーですねー(がらがら)」
虹
御代「は?」
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2026/05/12 13:16:20