こんにちは!石田大顕です。

冷たい水底に沈んだまま私たちは誰にも届かない声で歌をうたい続けています。波の揺らぎだけが唯一の温度でありそれ以外のものはすべて遠い世界の出来事のように感じられます。ここでは息を吸うことさえも贅沢な願いのようでただ静かにただ透明に溶けていくことだけが許されているかのようです。

水面を見上げるとそこには眩しすぎる光の線が幾重にも交差しています。誰もがその光を目指して必死に泳いでいるというのに私たちはどうしてこの冷たい場所に留まっているのでしょうか。あたたかな場所へ戻るための力を失ってしまったのかそれとも最初からここが自分の居場所だったのかを思い出すことはもうできません。

それでも指先をわずかに動かしてみるとそこにはかすかな痛みが走ります。その痛みだけが私たちがまだ終わっていないことの確かな証拠であり閉じられた世界の中で唯一の現実でした。誰かに聴いてもらうためではなく自分自身が消えてしまわないために私たちは声にならない旋律を紡ぎ出します。

歪んだ水面を通して映る世界はいつもどこか現実離れしていて美しさと残酷さが混ざり合っています。誰も踏み込むことのでえないこの静寂の底で私たちは傷だらけの翼をそっと広げながら次の波が来るのをただ待っています。たとえそれがどこにも向かわないとしてもここで響かせる音だけは嘘偽りのないものです。

冷たい底から這い上がる気力はないけれどここで朽ち果てることもまだできないまま私たちは今日もただ透明な水の中で微かに揺らめいています。いつかこのガラスのような殻が割れるその瞬間まで終わらない歌をひとりで抱きしめながら過ごしていくのでしょう。

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ガラスの底に沈む呼吸

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投稿日:2026/07/24 08:21:26

文字数:705文字

カテゴリ:AI生成

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