飢え乾いて、餓え渇いて
求めていたモノを追って
遥か先の道へ
遠く続く道へ

崩れそうな砂の城の中で
美しい女の歌声が響く
狭く暗い部屋に一人女が
「可哀想な人ね」と言った

愚かな男と笑えばいいさ
俺は此処を離れる気はない
女はわずか息をのんで
何も言わず俯いていた

飢え乾いて、餓え渇いて
求めていたモノを見つけ
いつか同じ道で
遥か先を見つめ

崩れ落ちる砂の城の中に
美しい女の歌声は無い
狭く暗い部屋で一人女は
「此処から出してよ」と泣いた

愚かな男と笑ってくれよ
その言葉を待ってた、さあ

愚かな男と笑えばいいさ
お前を連れ出したいから
「わたしを連れて逃げて」なんて
その言葉に女の手を取る

飢え乾いて、餓え渇いて
探しに行くものを探そう
お前と同じ道で
お前の隣に立って

飢え乾いて、餓え渇いて
探しに行くモノを探そう
遥か先の道へ
遠く続く道で


ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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砂の城


処女作"砂の檻"の男性視点ver.

閲覧数:54

投稿日:2010/07/29 10:44:40

文字数:392文字

カテゴリ:歌詞

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