今、僕がしていること。今、君がやっていること。
それ全てに意味があるなんて、僕には思えない。
なんでこんな事を考えているのかさえ、分からない。
自分が幸せな世界の絵も、満足に思い描けないんだ。
【何】から始まって【何】で終わるのか。
それすら僕には分からないのに。
だけど、君はすべての意味を知り尽くしてしまった。

知りたいことを知ろうとすると、また知りたいことが増えてくる。
人生はそれの繰り返しで、何も知れないまま死んでいく。
そんな無意味な連想ゲームを、君は一人でクリアした。
それは、君が僕らと違う世界の人だったから。
「あぁ、僕はこんなことを知ろうとしたんじゃない。」
「そうだ。何かを知ろうと思ったからだ。」
だから僕は決めたんだ。もうなにも知らないって。

誰かが死んでも。地震が起きても。火事になっても。
たとえ世界が終わろうと。僕には何も関係ない。
その情報を知ってしまえば、きっと僕はまた不幸になる。
信号機で立ち止まり顔を上げた瞬間、ブレーキの音が響く。
僕の目の前で、何かが轢かれた。思わず後ろを振り返って走る。
「知りたくない。」「いやだ」「なんで」「どうして」
信号が赤に変わったとき、立ち止まった僕は横断歩道の上にいた。
「あぶない!」その声を聞いて、僕は呟いた。
「知ったほうがいいことって、この世にあるんだね。」

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

理由。

なんとなく思い浮かんだんで、パッと書き上げてみました(ノ∀`)
意味不明ですね、はいw゜(゜´Д`゜)゜

閲覧数:49

投稿日:2013/03/16 13:51:41

文字数:577文字

カテゴリ:歌詞

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