真っ直ぐに進んでいくために
必要だったのは ほかでもない
足を正しく立たせる重さだった

抱え込むもの全て背負っても
重すぎて 進めないし
浮足立っても痛い目を
見てしまうだけ

それに気づいたのは
浮かんでひたすら
涙を空に還している時で

もう戻れない

何かを得るために
何かを失う
そんな代償いつ払ったか
知らないけれども
得たものが望んだものかも
知らずに 流されていく


誰かに望まれ 利用され
重力のような 犇めき合い
明日を正しく壊す怖さだった

欲しがるもの 全て望んでも
遠すぎて 届かないし
自由への引換が 何も持ち続けないこと

それに気づいたのは
重さを失い
無重力が無力になった時で

もう帰れない

何かを得るために
何かを失う
そんな代償で済むのなら
全てくれてやる
得るものが望みに叶うか
知らずに 離されていく


何かを得るために 何かを失う
そんな代償覚えもなく
気づかないままで
得るもの望んでなくても
進めて 次を求める

羽を手に入れて 空を飛ぶ
そんな不自由な自由の中
新しく出会うものに ひきつけられるよう
道なんてありもしない 空で
新しい未知を描く

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

Zero Gravity

閲覧数:79

投稿日:2019/04/21 09:41:12

文字数:502文字

カテゴリ:歌詞

クリップボードにコピーしました