女は腕時計を見た。午後2時を回ったところだ。昼食はとっくに終わり、お腹は空いているが、今は眠さが勝っている。机の上の書類に目をやり、少しでも気を紛らわそうとしたが、目が重くなってくる。そんな中、胃袋は痛いほど空腹を訴える。どちらに転んでも勝てない気がした。そんな中、同僚が手土産に買ってきたスイーツの香りが鼻をくすぐった。眠気と空腹の中で、彼女は甘い誘惑に負けて手を伸ばした。

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眠気と空腹の攻防戦 宗村元の日記

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投稿日:2023/04/23 12:02:25

文字数:188文字

カテゴリ:小説

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