水面(みなも)に、うつる 月が、真ん丸で
呼んでいる気がして 悔いを、読んでいる気がして
静かに、手首を握り 首を振る、白兎
黄金色(こがねいろ)の狐は のっそりと、座り
溜め息を吐(つ)く

恋人同士は 静かに、暮らすよ
だけど 不思議な話も、あるよ

男が、狐に、見えたなんて話と
女が、兎に、見えたなんて話さ
月の美しい夜は、特に
白と、黄金(こがね)が、瞬いているのさ

恋人同士は、野山の奥にて
二人、密かに 生きては、いるが

男が、狐に、見えたなんて話と
女が、兎に、見えたなんて話さ
月の美しい夜は、特に
白と、黄金(こがね)が、瞬いているのさ
狐が、人にも見えたなんて、眉唾
兎が、人にも見えたなんて、眉唾
月の輝いた丘で、偶(たま)に
炎、円舞が、灯されているのさ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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月夜

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『灯火、炎舞』#6

閲覧数:302

投稿日:2024/05/08 12:18:33

文字数:342文字

カテゴリ:歌詞

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