メロンパンって小さいころはメロンがパンの中に入っていると思っていた。

貧乏な家なので給食で食べるまでメロンを食べたことがなかったので、メロンパンは本当に食べたいパンだった。パン屋に行く用はパンの耳をタダでもらう時だけ。


大人になってメロンパンを見るたびにメロンではなくて、パン屋に耳をもらいに行っていたことを思い出す。何も知らない無邪気な子供が耳をもらいにきてるのを見たときに、あのパン屋のおじさんはどんな風に子供をみていたのだろう。

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メロンパンの話し 中井賢吉の日記

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投稿日:2018/02/07 15:47:09

文字数:220文字

カテゴリ:その他

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