天から降りる暗幕に
小さなライトが ひとつ ふたつ
開演を待つかのようで
あの花形を待っているかのようで

部屋の隅の砂時計が
落ちきっても 落ちきっても
空は動かないまま
遅刻と尚早が交差する
僕はそっと手をあわせた

「何をお祈りしているの?」
寄り添ってくる光に振り返る
「ずっと一緒にいられるように。」
指で示したその向こう
漆黒の先のきらきら星に

「お願いするならそっちじゃないわ。」
小さな手がその唇に触れる
「流れ星だろ?知ってるよ。」
笑った僕のきらきら星に
背を向け闇の先を見る

嘘つきな夜空と意地悪な君
今日はもう口をきいてはやらない
閉じたままの舞台
終演を知らせた砂時計
星の降らない夜に

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
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星の降らない夜に

おやすみなさい

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閲覧数:79

投稿日:2011/11/22 21:03:56

文字数:308文字

カテゴリ:その他

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