【A】産まれた瞬間(とき)から決まっていたのさ
鋭利に燃える真赤な焔は
溶け堕ちる程に不安に為るのさ
あなたの名前を映す夕空

【B】焦がしてしまえよ 骨抜きに
狂ってしまえよ あからさま

【S】短い命の火照りに乗せて 遺言を託す
あたしはもう尽きてしまう
限り有る仕合わせの末路
仄かな時代の幕間に寄せて 感情は踊る
突き放せないこの身なら
どうか黒くなるまで燃やして


【A】死んでるこころが誘うは耽美さ
剥離していく幼い焔は
絆される程に哀しく為るのさ
あなたを見つけた果ての黄昏

【B】仕留めておくれよ 一息に
貰っておくれよ 気持ちだけ

【S】拙い楽譜の調べに乗せて 遺言を託す
あたしはもう耐えきれない
限り無い衝動は恋慕
微かな猶予の匂いに寄せて 感情は踊る
探り切れないこの身ごと
どうか跡形もなく燃やして


【B】潰してしまえよ 安らかに
綺麗に終えよ 荼毘に付す

【LS】短い命の火照りに乗せて 遺言を託す
あたしはもう尽きてしまう
限り有る仕合わせの末路
仄かな時代の幕間に寄せて 感情は踊る
突き放せないこの身なら
どうか黒くなるまで燃やして

あなたを想うこの身ごと
どうか跡形もなく燃やして

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

荼毘に付す

燃え尽きたい詩です。

閲覧数:178

投稿日:2016/03/04 00:57:55

文字数:515文字

カテゴリ:歌詞

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