一等星になった知り合い
「友だちになろ」
小さい頃、私は誰とでも仲が良かった
みんな笑って、私も笑顔でいたかった
友だちを増やすのが私は大好きだった
世界中の人と友だちになるのが夢だった
ある日、友だちと仲が悪い人がいた
その人とも友だちになりたかった
その人の気持ちがそのときはまるで分からなかった
その人の気持ちが分かるようになれ、願った
気づけば、元の友だちと悪くなっていた
けれど、悪い友だちとも仲良くしたかっただけなんだ
ある時、どうしても分からない人がいた
その人の気持ちがどうしても分からなかった
その人の気持ちが、気持ちが知りたい、と願った
そうしたら、いつの間にかその人みたいになった
気づけば、私は大分落ち込んでいた
あの友だちと、あのまま仲良くしていれば良かったのかな?
変えて、替えて、換えた
来る日も来る日も、私は友だちを代え続けた
作る友だちは悪い人へと変わっていった
どうしてそんなひどいことを言えるのか分からなかった
悪い人を私は分かろうと必死に努力をしてみた
全員と友だちに、なりたいだけだった
ある日、一番憧れていた友だちを裏切った
その人には恨みも妬みも全部なかった
友だちになりたかった人が大嫌いなその人を
私も真似して大嫌いになってみただけだ
目眩く私は闇に染まっていった
でも、まだ全ての友だちと友だちでいたかった
私は、悪い人を分かろうとしたいだけだった
分かろうとするために悪い人に成り果てた
落ちるところまで落ちていった
それも、世界中の人と友だちになるのが夢だったから
けれど、笑うことだけはやめなかった
一番悪い人と友だちになった時のためにね
最期に、私は世界で一番悪い人と
友だちになるために一生懸命だった
感情すら、顕われない?私は陥っていた
それでも私は友だちだけが欲しかった
この人と友だちになれたら、みんなに「ごめんね。」って謝るの
まだ、間に合うよね?そうでしょ?
この人の気持ちも解かるようになれ
この人の気持ちも解かるようになれ!
この人の気持ちも!!
解かるようになって…!!
自分は今、世界で一番悪い人になろうとしていた
一番悪い人を解かるために、死に物狂いで努力を続けた
もう、誰からも信用されなくなっていたけれど
その人と友だちになるために自分の全てを懸けた
けれど、その人は
世界で一番悪い人ではなかった
もう、私は這い上がることすら許されない人だ
世界の仕組みを少し知りすぎてしまったようです
あたしはただ、ただ友だちになりたいだけだったんです
それだけなのに、それだけなのに、それなのに、それなのに
自分しか信じられない世界で、求め続ける
私はただ、私はただ、私はただ、欲し い だ け
もし、私みたいな全ての人と友だちになりたいと思う人がいたら
何時か、"ここ"にくるなら…
私は、貴方を満面の笑みで迎えるの!
「親友になろ」
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