[サビ]
遥か遥か　遠いあの水平線で
穏やかな海に漂う　偽りの月と
静かな宇宙(ソラ)に浮かぶ　真の月が
重なり　交わり　一つになる瞬きの刹那
月に恋焦がれる兎は想う

遥か遥か　遠いあの水平線に
偽りの月追いかけ　辿りついたなら
真の月とともに　あの宇宙(ソラ)へ昇り
永久に寄り添い　永久に愛を誓い
終焉(オワ)らない夢を　見れるのだろうか・・・


～　イントロ　～


[Aメロ]
孤独な世界(ハコ)の中
渦巻く悲しみにのみこまれていく
その寸前　揺れ煌めいた月煌(ゲッコウ)を覚えて

眠ることでしか
不安や苦しみから逃れる術はないのに
悔しさや捨てきれない希望が
夜になって　疼いて眠れない

[Bメロ]
想いは迷うことなく　道は唯(タダ)一つ
全てが向かう先は　キミという愛しい月

[サビ]
遥か遥か　遠いあの水平線で
穏やかな海に漂う　偽りの月と
静かな宇宙(ソラ)に浮かぶ　真の月が
重なり　交わり　一つになる瞬きの刹那
月に恋焦がれる兎は想う

遥か遥か　遠いあの水平線に
偽りの月追いかけ　辿りついたなら
真の月とともに　あの宇宙(ソラ)へ昇り
永久に寄り添い　永久に愛を誓い
終焉(オワ)らない夢を　見れるのだろうか・・・



[Aメロ]
決して触れることなんてできない
あの果てしない宇宙(ソラ)に　凛として在る月
唯一　その月光の深い優しさを覚えて

月に寄り添い輝くあの星は
いくら望んでも　手に入らない「桃源郷」(イバショ)
見上げるたびに膨れ上がる　盲愛の果て　愛憎
濡れる瞳は深紅になりて

[Bメロ]
想いは強くなるばかり　願いは唯(タダ)一つ
全てが求めるものは　キミという愛しい月

[サビ]
霞み揺れる　儚いあの水平線で
しなやかな海に漂う　偽りの月と
穢れなき宇宙(ソラ)に浮かぶ　真の月が
触れあい　溶けあい　一つになる運命の刹那
月に恋焦がれる兎は想う

霞み揺れる　儚いあの水平線に
暗い海を独り泳いで　辿りついたなら
真の月に抱かれ　あの宇宙(ソラ)へ昇り
永久に抱かれ　永久に愛を唄い
終焉(オワ)らない夢をみれるのだろうか・・・



[Cメロ]
心を砕いて　海に流す
キラキラと　深く冷たい闇の中へ

この声が届かぬほど　遠いのならばと
夜中　砂なぞり綴った　想いの全て

月明かりに照らされ　輝くけれど
瞬く間に波に流されて　消えた・・・


[ラストサビ]
霞み揺れる　儚いあの水平線で
しなやかな海に漂う　偽りの月と
穢れなき宇宙(ソラ)に浮かぶ　真の月が
触れあい　溶けあい　一つになる運命の刹那
月に恋焦がれる兎は想う

霞み揺れる　儚いあの水平線に
暗い海を独り泳いで　辿りついたなら
真の月に抱かれ　あの宇宙(ソラ)へ昇り
永久に抱かれ　永久に愛を唄い
終焉(オワ)らない夢をみたい


[Dメロ]
それがもし　叶わぬというのなら
この想いも　この記憶も
この身も　この世界(ハコ)も
そして月(キミ)も
全てを壊す

「そんな　鬼　になってしまおう」

兎はそう呟いて
呟きは涙とともに　波にさらわれ
水平線の彼方へと　消えました・・・