いつか見た無頼漢
「いつか見た無頼漢」
ここが地の果てと誰かが言った
どこにも行けないと私も思ってた
砂に閉ざされたちっぽけな町
人はさだめを呪って生きていた
けれどもアイツがやって来て
立ちすくむ心揺らした
捨てたれた白いバラ 拾い上げて
口づけした恋の早撃ち SHOTTING STAR
ウワサの渦 駆け抜け
さらって ALL OF ME
春の嵐のように
アイツはならず者と誰もが言った
もめごと蹴散らしてアイツは笑ってた
アイツのまとった自由の風が
町のみんなを苛立たせていた
けれどもアイツの荒野の歌が
私は好きだった
色あせた世界から高飛び HONNEY MOON
夢砕き響いた真昼の銃声
いつだって人の世はきまぐれ FAIRY TALE
涙流れて落ちた
乗り手をなくした馬を連れ
私は町を出る
振り返りはしない 荒野に浮かぶ
欠けゆく月だけが私の道しるべ
はるか地平目指し風になるのよ
消えたアイツのように
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