A
前後左右　見回しても
瞳凝らしても　何も見えなくて

周囲は四面楚歌　状況は五里霧中
膝をつきかけ　折れかける心


B
どうすればいい？

もう、何もできないかもと理解していても
諦めたくないと一人
虚空ーそら－にキミが小さく呟いたから
きゅっと　手を
握りしめて

S
さあ
僕は手を伸ばしてキミと立ち上がる
諦めるにはまだ早いだろう
もし
キミがくじけそうになっていた時には
僕がそっと支えて上げるよ――


A
無理をしてみて　軋みを上げた
この身はいつしか　ひび割れだらけに

それでも僕は　「諦めたくない」
一言頼りに　また一歩進む

B
Once more again！

「泣きたい」「逃げたい」なんて泣き言言えないから
この身体果てる前に
無理無茶無謀上等！
なんて言ってみても
僕は「まだ弱いまま」

C
倒れた身体　そっと抱き起す
懐かしい音　キミのぬくもり
声が響いて　音が奏でた
詩へと変わるよ
「たった一人で　頑張ってたね
キミの想いは　ちゃんと伝わった
今度は私が　キミと共に
この道を駆け抜けてく番だ」

S
キミが
僕の手を取って駆け抜けるStory
何もなくなる運命壊して
「失いたくない、キミを守りたい」願いを
二人一緒に叶えるStroy