ジャケット

宵闇に 滲む月の形[なり]
大禍刻を 待ち侘びて
快楽[けらく]の音色 掻き鳴らし
化生の群れが 躍り出る

鳴き止まぬ 犬を揶揄[からか]い
漫[そぞ]ろ大路を 練り歩く
拱[こまね]く猫に誘[いざな]われ
掲ぐ提灯 火が揺らぐ

囃す合いの手と お座成りの掛け声
外した手拍子 踏み鳴らす地団駄
爪弾いた絃[いと]に 茶化す唄が
馴れ合い交じり合い

ァア、

舞い踊れ今宵も 妖夜行の宴
違わぬもの強請り 甘えて絡む指は 誰ソ彼



立ち回り 晒す茶番劇
不埒な恋も 無礼講
酌み交わす 甘露[かんろ]の杯[はい]で
享楽の宴[えん]も 酣[たけなわ]

被さる面[おもて]の 掠め取る接吻[くちづけ]
褒めそやす台詞 押し退け誤魔化して
軽く睦言も 袖にしては
競り合い騙し合い

ァア、

舞い踊れ今宵も 浮世の泡沫を浚い
掬い上げたモノは さァ果たして真か 偽りか

空[から]騒ぐ今宵も 刹那の狂乱を謳い
白んだ空見上げ 明けの鶏[とり]が鳴いたら 左様ナラ



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[あやかしやぎょう]



A(5.8/7.5/7.5/7.5)
よいやみに にじむつきのなり
おおまがどきを まちわびて
けらくのねいろ かきならし
けしょうのむれが おどりでる

A(5.7※/7.5/7.5/7.5)
なきやまぬ いぬをからかい
そぞろおおじを ねりあるく
こまねくねこに いざなわれ
かかぐちょうちん ひがゆらぐ

B(8.9/8.9/8.6/9.2)
はやすあいのてと おざなりのかけごえ
はずしたてびょうし ふみならすじだんだ
つまびいたいとに ちゃかすうたが
なれあいまじりあい ぁあ

S(5.4/8.3※/6.3/10.5)
まいおどれ こよいも
あやかしやぎょうの うたげ
たがわぬもの ねだり
あまえてからむゆびは たれそかれ


A(5.8/7.5/7.5/7.5)
たちまわり さらすちゃばんげき
ふらちなこいも ぶれいこう
くみかわすかん ろのはいで
きょうらくのえん もたけなわ

B(8.9/8.9/8.6/9.2)
かぶさるおもての かすめとるくちづけ
ほめそやすせりふ おしのけごまかして
かるくむつごとも そでにしては
せりあいだましあい ぁあ

S(5.4/9.3/6.3/10.5)
まいおどれ こよいも
うきよのうたかたを さらい
すくいあげた ものは
さぁはたしてまことか いつわりか

S(5.4/9.3/6.3/10.5)
からさわぐ こよいも
せつなのきょうらんを うたい
しらんだそら みあげ
あけのとりがないたら さようなら

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ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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  • オリジナルライセンス

YWV19.妖夜行-Ayakashi Yagyou- [Without Serif]

[lyrics]:妖夜行[あやかしやぎょう] by yuyun
[url]http://www.piapro.jp/t/wY6J
[linkdata]<a href="http://www.piapro.jp/t/wY6J">妖夜行[あやかしやぎょう]</a>

yuyunさんの妖夜行[あやかしやぎょう]の曲付けです。

賑やかな和風曲を目指して作ってみた。祭りの雰囲気は伊福部昭さんの「日本狂詩曲 」を参考しました。素晴らしい曲で、皆さんもせひ聞いて下さい。

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このバージョンについて、説明が必要だと思っています。

一、歌詞のC2部分の「サア 果たして誠か 偽りか」がセリフに想定しましたが、技術が原因で、入らなくなりました。また、その最後の「か」がC3部分の「ああ」と繫がってメロになったので、「ああ」と言う表現になりました。

二、ミクを使いしましたが、理想的で、ボコロキャラを一杯使って欲しいです。ガクッポが勿論、鏡音やVY1/2やIAも和風的に好コンビではないでしょうか(w

閲覧数:330

投稿日:2016/05/15 22:24:10

長さ:03:30

ファイルサイズ:8MB

カテゴリ:ボカロ楽曲

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