窓際の席
そこが君の席でした
あたしは窓を見るふりをして
君を見る
君は鉛筆を握りしめ
気持ちよさそうにねていました
いつもその席に座ってる君
それを眺めるのが大好きでした
ただ君を独占した気になって
本当は独占なんてできなかった
最初は君の名前さえ知らなかった
ただ君を好きになった
君のすべてを知りたい
ただアタシはたわいない恋をした
決して告白なんてしない
そう決めた
でも本当はできないだけ
たとえ君がアタシを想っていても
「じぶんから」は怖かった
もしも君がアタシを想ってなかったらって考えると……
だからアタシはただ君を眺めるだけの恋をした
付き合いはしない 友達みたいな関係
お互い想いあっていることを知らず
お互いもしも…が怖くて
結局あたしたちは曖昧な恋をした
周りから見たらくだらない恋だったかもしれない
でもアタシは幸せでした
ただ君を眺めるだけで…
コメント0
関連動画0
ご意見・ご感想