エンドロールは
終わりの合図
寂しいけれど
やりきったんだ
誇っていい

やめたいと思った夜だって
何度あっただろうか

楽しさなんて忘れて
苦しいだけの日々を送ったあのときも
喜びが見えないほど
追い詰められていたあのときも

その全部が
愛すべき作品の大事なシーンなんだ
今はそう思えなくても
きっと

どんなに大変でも難しくても
ちゃんとエンドロールを迎えたあなたの名前を
しっかりここに刻んでおくから

エンドロールは
さよならの合図
寂しいけれど
「またね」って言えるなら
それも悪くない

やめたいと思った夜にはいつも
あなたの顔がよぎった

困ったときにはいつも
走って助けに来てくれて
NG続きで落ち込んでも
笑って隣にいてくれる

そんなあなたが
この作品にいてくれて本当によかった
心からそう思ってる
たぶんこの先もずっと

たくさんの人に助けられて
やっと迎えたエンドロールに
私の名前が刻まれるその日まで

エンドロールを誇れるような作品を作るって
あの日誓ったから