『失くした秩序報告』
秩序をどこかで失くした世界 弾けて逃げてく言葉の気配
誰かが口論 耳まで届く
進む方向でずっと揉めてる
ネオンが輝く 夢見ビル街 「まだ夕焼けだぞ」無視して踊る
子供のボールが高く蹴られて
それが始まりの合図となった
あぁ、また。
路地裏 指差され
真面目な奴らに 聞 い ちゃ いない !!
今更道理を唱えても
誰も聞きはしないでしょ?
家のベランダであの子が嘆いた
「こんな世界なら壊しておくれ!」
震えた空気は血相を変えて それを抑え込む 声は閉ざされ
いけないタブーは世界に馴染んで
ぼくらの秩序を崩して笑う
何にもできないちっぽけなぼくは
煤けた塗装のベンチに座って
そもそも意味などありゃしないので
考えてるだけ時間が無駄だ
まだまだどこかであの口論は
次の行き先をずっと揉めてる…
壊れた仕草と私欲の操作
ぼくに教えて! 魔法の手段!!
悲しみ続いて増してく痛み
ならば忘れて また騒ぐんだ!!
床に寝そべったあの子が嘆いた
「こんな世界なら忘れてしまえ!」
寂れたネオンが光って見えるの? 馬鹿にしないでよ 虚飾のビジョン
電信柱が産声を上げた! まだまだ始まる無秩序だらけ
隠蔽主義者の酸素はおどけて また明日、なんて来ないと知ってた
家のベランダであの子が嘆いた
「こんな世界は終わりにしてくれ!」
また隠されてく 本音の台詞は うんざり顔して逆さに落ちる
あぁ! うるさいなぁ! まだ揉めてるのか!?
大きくなってく罵声応酬
路地裏隠れた 真面目なあいつは何にも言わずにそれを眺めて
床に寝そべったあの子が嘆いた
「…こんな世界はこれっきりにして」
そうそう、同感。うっかりこぼした、誰かがまた連れていかれてる
いけないタブーは世界に馴染んで
ぼくらの秩序を崩して笑う
そろそろ 《終了》!! ちっぽけなぼくは
煤けた塗装のベンチに座って
【歌詞】失くした秩序報告
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