『四季は巡る。
人の数だけ見せる顔がある。
私が見た夏とあなたが見た夏はきっと違う顔をしている。
それでも、仰ぐ空にあなたも同じ青を抱えると信じている。』

噎せ返るような暑さと吹き抜ける風が

夏がまだそこに在ることを告ぐ

雲が空を覆って、蝉はざわめき出す

まるで直ぐそこに終わりがくるように

ぶちまけた群青と積み上げた夕映の

映す滑走路は本物か?

こんなことなら、どうすればよかった?

迷う心を照らすは...

今、この身体に

残る青が

貴方を求め続けてる!

まだ立ち止まらない、この足

託された名前を握りしめ


寄せて返す波は足を掴んでる

後には戻れないことを示す

暗闇の中、正しい道を目指す

灯り消えぬように

十七時の放送、下校道のアイス

全部全部、本物だったんだ

こんなことなら、どうすればよかった?

迷う心を照らすは貴方の顔

今、この身体を

焦がす青が

貴方を映し続けてるから

この手は伸ばし続ける

例え、掌の中掴んだ答えが過ちだったとしても!

この心に

残る青が

貴方へ叫び続けてる!

「さぁ、一緒に行こう。あの場所へ」

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

残叫 歌詞

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投稿日:2023/08/30 20:32:04

文字数:494文字

カテゴリ:歌詞

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