辛さ6:塩っぱさ4の
味気ない毎日
ごちゃごちゃに混ざって
何気なく消化されて

華やかな光なんかは
しばらく縁がないんだ
地味な色した
小さな粒が集まって

喉の渇きに耐えながら
きらり光る滴をただ待った

奥の方を締め付ける刺激を
「気持ちいい」と説得しながら
勝手に動く手 光を求めて
溜め込んだ塩辛い不満を
一気呑みで飲み干したなら
また訪れる褐色の明日


水道水で流し込んだ
毒と薬の山
廻り廻って
下水になって流されて

いつかは誰かの元に
いつかは自分の元に
廻り廻って
毒の山が盛られてる

嗚咽の波を耐えながら
きらり光る滴をただ待った

放出寸前の涙を
「辛くないさ」と塞き止めながら
閉じる瞼で世界を眺めて
溜め込んだ赤色の涙を
何もなかった事にしたら
もう見えないな 虹色の明日


同じ味ばかり続いた
味気ない毎日
ごちゃごちゃに混ざったまんま
ゆっくり忘られて

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

柿の種ピーナッツライフ

お題出されたので

閲覧数:97

投稿日:2011/05/02 01:53:16

文字数:395文字

カテゴリ:歌詞

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