ゼロとイチ
感情のない文字の並列で示す想いは
表面上の意味でしか伝わらない
鋭く尖った角が擦り減っていく
生温い言葉は誰も傷付けないから
都合のいいモノばかり溢れた世界で
つかの間の幸福に溺れていくだけ
伸ばした手は何を掴むために?
無表情の君が機械的に並べた言葉
戸惑う僕は目をそらした
ぼろぼろになっためかくし顔に巻いて
平然を装う姿はおかしくて笑えた
知らないふりして背中合わせでいたから
君の顔なんて覚えていなかった
冷たい部屋に頬を寄せて
あたたかい風が吹くのを待ってるだけ
ゼロとイチが支配する四角い部屋に
こだまするのは常に一定のリズム
日常を壊す救世主は、誰?
無感情な声が機械的に並べた言葉
戸惑う僕は耳を塞いだ
いつか訪れるはずの足音さえ
ただの雑音として処理していく
そこに在った熱だって
すぐに冷却してなにも無かったふり
そんなの淋しいでしょう?
この冷たい部屋にぬくもりを
無表情の君が機械的に並べた言葉
戸惑う僕はそこから逃げた
君が涙なんて流してくれたなら
これでよかったんだと思えるから
無感情な声が機械的に並べる名前
それが僕だったならいいなと願う
ゼロとイチが支配する冷たい部屋には
ひとしずくのぬくもりさえ存在しない
コメント1
関連動画0
クリップボードにコピーしました
ご意見・ご感想
都海
ご意見・ご感想
セリフの調教がうまいです!またいつもと違う曲風ですね。さすがしばいぬさん!CD買いたいな・・・
2011/12/23 23:27:01