重ねた呼吸を傾けて
手向けた花だけ色付けた
なみだの滲む跡を辿り
足音を消した木漏れ日

薫る風にさえ躓いて
立ち止まるたびに振り向いた
白昼の中で揺らぐ夜を
抱きとめてしまえたらいい

忘れないように描いた
あどけない輪郭崩れて
泣きだした空の先に
それでいいと知った朝を隠した

記憶の色も変わってゆく
見つめる目が煌めいたの
置き去りの手も伝えられなくて
息衝く憧れを手放した


星の溜息を飲み込んで
夜を零したら傷ついた
知らないことを騙った夢は
消えた三日月の輝き

爪先から落ちてゆく
雫を掻き消してしまって
ガラスに歪んだ景色
叶うのなら両手で縫いつけたい

あの日のことを同じ色を
隣で見つめたとしても
孕んだ熱の違うことにだけ
瞬きの合間に気付いた


ああ記憶の色塗り替えては
鍵をかけたいつかの日を
置き去りの手を繋いで進むの
息衝くときめきを抱きしめて
いたくて

数え切れない願いごとを
流すたびに目を伏せていた
ああ黙りこむ季節の欠片を
ちいさく閉じ込めてさよなら

ああ綺麗なままでいて

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

スピカのアトリエ

なにもかもが綺麗な別れであれば。

※oharankoさんの素敵な曲に歌詞を書かせていただきました!
http://www.nicovideo.jp/watch/sm23843737
http://piapro.jp/t/o7Hv

もっと見る

閲覧数:330

投稿日:2014/06/30 22:33:49

文字数:459文字

カテゴリ:歌詞

クリップボードにコピーしました