他人(ひと)を想う気持ちを
貴方が教えてくれた
優しいけれど少し痛い
そんな気持ちを…

いままでの私には
眩し過ぎるこの世界
私の空に太陽はなく
曇っていた

けれど愛おしくて愛おしくて
光が生まれ過ぎた
そこに私が居て影も出来て
闇がなお深く

夕の闇で顔が見えない
貴方の姿探すけど
どこも嘘で貴方は居ない
「貴方に会いたいよ」



いま見ている景色の
色も匂いも貴方がくれた
どこに居ても貴方の視線で
なぞっているの

けれど虚しくて虚しくて
こころに穴が空いた
求めるほどに深くなってく
埋まることなく…

街にも駅にも影さえなくて
一涙一涙 流しながら
「貴方はどこに?私はここに!」
貴方を聞きたいよ



穴は深く 私を穿つ
決して二度と埋められぬように
ならばせめて私を埋めて
土の深く深くへ…

ゆっくりと降りてくる
瞼の裏のカンバスに
貴方が教えてくれた色で
私は貴方を描くけれど
「たれぞかれ?」と黄昏のなか
独りで呟く

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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たそがれ

閲覧数:40

投稿日:2014/06/17 18:34:20

文字数:423文字

カテゴリ:歌詞

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