高校3年生の後半、そろそろ進路を決めなくてはならない時期だ。
「おい、鏡音。お前ちゃんと進路考えろ。」
「僕はちゃんと考えてますよ。ロケットで宇宙へ行くんです。」
「お前なぁ…。」
「誰がなんと言おうと、この考えは変わりません。たとえ、馬鹿にされたとしても。」
―僕にとって宇宙は憧れと希望だから。
それから僕は一生懸命勉強した。そして念願の大学に合格することができた。
「なぁ、鏡音。ロケット作ってみないか?」
「…ぅえ?」
先輩にいきなりそう言われた。驚いて変な声を出してしまった。
「先輩、それって…。」
「鏡音は頑張ってるからな。開発メンバーに入れてもらえることになったんだよ。で、どうだ。」
「もちろんやります。お願いします。」
「わかった。上には俺から言っとく。」
―やった。憧れに近づけてる。
それから僕はロケットを作り始めた。何回も試行錯誤を繰り返した。
…そしてついに完成した。
「やった…、出来た。」
「あぁ。後はこれを飛ばすだけだ。」
「それって、僕は乗れますか?」
「えっ。上に聞いてみないと、なんとも…。」
「僕はどうしても宇宙に行きたいんです。」
―そうだ。僕の夢はロケットを作っただけじゃ、終わらないんだ。
そして、
「おい、鏡音。お前、宇宙に行けるぞ。」
「!本当ですか!!」
「あぁ、お前が選ばれたんだよ。出発は1週間後だ。…行って来い。」
「っ、はい!」
―ヤバい、かなり嬉しい。
そして1週間が過ぎた。僕は飛んだ。
「うわぁ…。」
宇宙は想像していたのとは全然違った。星が綺麗に瞬いてる。僕は夢を叶えたんだ。
―ずっと宇宙(ココ)にいたい。ずっと冒険していたい。ずっと星を眺めていたい。
いろいろな考えが頭をよぎった。けれど、そろそろ地球に帰らなければならない。
―バイバイ、また来るからね。
あれから数年たった。今では僕の辿った道はみんなの憧れと希望。
だけど、僕は今日もなにかを求めて探しさまよう。
…そして、見つけたんだ。
「今日から所属することになりました。鏡音リンです。よろしくお願いします。」
―あぁ、そうだったんだ。僕が求めて探しさまよっていたのは、キミだったんだ。やっと見つけた。
これからは、キミと一緒に宇宙へ行こう。
―無限の宇宙は僕にとって、人生を捧げる場所だから。―
コメント1
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ご意見・ご感想
禀菟
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やっほぅ(^o^)/~~
よくまとまってるよ、うん。俺が言うのも何だけどww
次トラボルタさん繋がりでトエト希望!!
2011/04/06 18:41:29