タイム・ルーパー
作詞作曲:RUIE
空を見上げた
星が降る夜
どの世界かな
何回目?
いつからだろう 灰色の空
冴えない顔で過ごす毎日
嘘を重ねて 痛みに慣れた
ツギハギで紡いだ傷口
見慣れたはずの商店街
通り過ぎた日々をループしていく
終点間近の列車で
新しい夜を探しながら
真夏の雨に 霞んでいく声
サヨナラも言えずに消え去った
失うことに 怯えていたんだ
降り続ける雨のように
足りない物を 手にするために
理想の自分を象って
正しく飾る 偽の称号さえ
ツギハギを重ねた肖像画
繰り返す日々の檻に
閉じ込めた幼い自分も
本当はわかっていたんだ
ここにはすでに何もない事を
真夏の雨に 霞んでいく声
サヨナラも言えずに消え去った
失うことに 怯えていたんだ
少し雨に噎せても
霖の幻想 歩み寄る心情
君と見たあの日の情景が
記憶の中の 色褪せた街に
少し星を降らしたんだ
君の声がする その扉を叩くたびに
君の声がする そう 心を連れ去るように
君の声の方 止まっていた針が動き出す
君の声の方 あの日の約束を果たすまで
今歩んでいる
今紡いでいる
この物語
もう一度
真夏の雨に 霞んでいく声
サヨナラも言えずに消え去った
愛しているなんて 守りたいなんて
少し雨に噎せても
霖の幻想 歩み寄る心情
君と見たあの日の情景が
記憶の中の 色褪せた街に
少し星を降らしたんだ
00:00 / 03:59
タイム・ルーパー
初音ミク「マジカルミライ 2018」楽曲コンテストの応募作品です。
暗いけれど、どこか幻想的な世界... そんな雰囲気の曲です。
曲を聞いてくださった方、ありがとうございます! 感想を聞かせてもらえると嬉しいです。
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