
R
寄せては返すあの波のように
形を変えるあの雲のように
降り注ぐ陽がただ眩しくて
揺れる影に語りかけてる
L
忘れてしまうひとときのような
弾けて消える泡沫のような
汗ばむ今日を忘れないように
ずっと ずっと ただ溺れてる
R
蝉の騒ぐ声が 木漏れ日を映して
また僕を憂いた 青い世界
L
あの日の思い出を 夏空に零して
懐かしさを纏う 飛行機雲
R
日差しの中 笑うように
L
君に会える気がして 手を伸ばした
R
消えないように胸に刻んだ
夏の温度が頬を撫でていく
見つめていてもただ切なくて
今も青に思い焦がれる
L
幼い日々にただ囚われて
未来のことがただ怖くって
青に輝くそのキャンバスに
ずっと今を描き続ける
R
青に溶けてく 空に零れる
流れた日々を忘れないように
L
あの夏の日の温度が今も
ずっと…。
R
追い越していくあの日の涙
今年も咲いたひまわりの花
L
伝う雫と風鈴の音を
今日も 今も まだ憶えてる
RL
空を駆けてくあの星のように
咲いては消える花火のように
あの日の音を忘れないように
僕は今を描き続ける
追いかけてたあの夏のように
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